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顔面神経麻痺の後遺症

顔面神経麻痺の後遺症について

あまり知られていないかもしれませんが、 顔面神経麻痺には、 いわゆる「後遺症」と呼ばれる症状があります。

●顔面神経麻痺の後遺症

  • 顔面のこわばり
  • 筋力低下
  • 病的共同運動
  • 顔面拘縮
  • 顔面痙攣

これらの症状は発症4ヶ月以降に出現します。 (すべての方に出現する訳ではありません。神経の障害が大きいほど、そして、治るスピードが遅いほど、出やすくなります。)

顔面神経麻痺の治療では、完全治癒を目指すことはもちろん、 この後遺症を予防することが非常に大切になります。 この後遺症は一度出来上がってしまうと、その改善は非常に困難となります。

これらの後遺症は、従来からよく行われている、 顔面の筋肉をなるべく力を入れて動かそうとするリハビリや、 低周波鍼通電療法も含めた低周波治療を行うことにより、 かえって出現しやすくなることが、近年わかってきました。

従いまして、OKはり灸マッサージで行う鍼(はり)治療でも、鍼通電療法は行いません。 ただ10分位鍼を刺した状態で置いておくだけです。

先にあげた後遺症の中でも、特に患者さんを苦しめるのが、 病的共同運動と顔面のこわばり・拘縮といわれています。

病的共同運動とは、口を動かしたときに瞼が閉じてしまったり、 まばたきしたときに口角が上がってしまったりするという、 意思に反し顔面筋が自動的に動いてしまうという症状です。

この病的共同運動という症状は、変性を起こした神経が再生するときに もともと支配していた筋とは別の筋に間違って入り込んでしまうことにより起こると考えられています。

同じ仕組みにより、食事をすると自分の意思に関係なく涙が出るという 「ワニの涙」、大きな口を開けたり強く物を噛んだ時に耳で音がするという 「アブミ骨筋性耳鳴り」という症状が起こる場合もあります。

これらの後遺症の予防にも鍼灸治療は有効です。
同時に、顔面筋のマッサージを継続して行うことも有効です。

後遺症を予防するために日常生活で気をつける点

後遺症を予防するために日常生活で気をつける点として、

  1. 強く目を閉じる、力一頬をふくらませる、表情豊かに笑うなどといった強力な顔面筋の運動は避ける
  2. これらの運動をしてしまったら、すぐに顔面筋のマッサージを行う
  3. 一日中、顔のリラックスした状態を保つように心がける
  4. 食事や会話時に目を大きく見開くようにする
  5. 低周波(電気)治療は避ける

などがあります。

顔面神経麻痺の鍼灸治療のすすめ

もしも顔面神経麻痺を発症された場合、 まずは一刻も早く専門医療機関を受診し適切な治療を受けるとともに、 より治癒率をUPさせるため、また、できるかぎり後遺症を予防するため 是非、なるべく早い時期から鍼灸治療を併用されることをお勧めいたします。

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→OKはり灸マッサージの顔面神経麻痺治療

→顔面神経麻痺とは?

 

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